潮干狩り ~浜の宮海岸~
今年も、3月に解禁された潮干狩り。
毎年、行きたいなーと思いながら気づけば時期が過ぎる、、
潮干狩りができる干潟をお持ちの市町村民は意外と興味がなかったりします、、
しかも、今年は特に掘れない!!なんて聞いていたものだから
「おみそしる1杯分くらいあればいいなぁ」
そんな気持ちで行きました。
結果は、、
砂まみれで分からないかもしれないですが、
バケツ一杯分❤❤
大きなあさりがザクザク。
生まれて初めてこんなに掘れました!!
初体験だった私の家族も、「こんなに掘れるなんて、うそーー!」
と大興奮。
参加してくださったみなさんも、大満足でした。
潮干狩りスタート時の海の様子。
あれー、人が全然いないねぇ、、
とスタート。掘っているうちにどんどん人が増えました。
私はというと、パトロールからスタート。
「どうですかー?掘れますかー」といろんな方に声をかけて
様子を探ります(笑)
やはり、地元の方は少ないですね、、
直方とか、田川などから来られていました。
1時間で3粒しかほれない―――なんて声も聞こえてきて
私たちも難しそうだなぁ、、と思ったわけです。
海の中には生き物もたくさんいました。
そして写真右の、海のミノムシみたいな、砕けた貝殻の集合体。
何かの生き物が家のようなものを作ったのだろうけど、、
面白いですね!
エビもカニも4種類づつ程度いて、並べると面白い、色も形もハサミの大きさもちがうのですね!
ミミズや、ゴカイもたくさんいて、にょろにょろ好きな私としては、
楽しくてたまりませんでした。
釣りの餌なんかに使われるゴカイは、浜の宮海岸に山ほどいますよ!
今度は、ゴカイを採って魚釣りをしたいですね。
掘り始めて3時間。
お味噌汁できるかなぁ?
程度の量しかほれなかったのですが、その後、素敵な出会いをします(笑)
ザクザク掘っている方を発見。
「掘るコツがあるんですか?」
と話しかけてみると、
「ここ、掘れますよ!」と教えてくださいました。
ええええええ!
こんなところ?
誰も掘ってない、こんなところ?
いる所にはいるんだなぁ、、びっくり。
ラスト40分程度でのバケツ一杯。
砂を洗ったらこんな感じ。
大きくて立派なあさりがたっぷり。
息子が喜んで、ご近所に配りたい!といったので
おすそ分けしすぎて、我が家の分が無くなりましたが(笑)、
嬉しいことを分けることは幸せなことなので、まあ、よしとしましょう。
潮干狩りの解禁期間は5月末まで。
ぜひ行かれてみてください。
5月になれば、マテ貝もたくさん採れるはずなので、
マテ貝掘りの準備も忘れずに!
そうそう、岩場にはモズクがたくさんくっついているのを知っていますか?
(写真がありません、、ごめんなさい!)
良く洗って、お湯でさっとゆでて食べると美味!
スーパーで買うモズクとは全く違う味で、
モズクって本当はこんなに歯ごたえがあるのね、、
とびっくりします。
最後に、身がパンパンのあさりをどうぞ!
お味噌汁、おいしかったです!
森へ!②
「とある場所」を後にして、
国見山山頂へ。
築上町の一番南側の山です。
ここは最近、展望台ができてさらに見晴しがいいところ。
スマホ写真ではこの美しさが伝わらない、、
ずっと見ていたいほどのパノラマ。
かすんでいなかったら、由布岳や中津城まではっきり見えるのだとか。
また行かなくっちゃ!
ところどころに咲く山桜がとてもきれいでうっとりしました。
西側をみると手が届きそうな求菩提山の山頂。
ここから40分ほど歩くと求菩提山へ行けるのだそう。
築上町に住んで9年目、まだまだ知らない場所ばっかり!
山頂から少し下ったところに
旧龍上院キャンプ場があります。
去年の3月で閉鎖となったキャンプ場です。
電気と電波がない、山そのものを楽しめるキャンプ場でした。
以前利用した時に目にした、アカハライモリ。
その大きさにびっくり!!
(我が家はイモリ好きで飼っています)
綺麗で沢山の栄養がある川でなければ、こんなに大きくならないはず。
栄養のある川には、手入れをされた山がある。
ここはそんな場所なのでしょうね。
キャンプ場の近くに使われていないフィールドがある、とのことで
見せてもらいました。
起伏のない開けた場所。
おおお!これはあそびやすそう!
小屋建てたいね、とか
私はツリーハウス、、とか
そんな夢を語りながらの森歩き。
小屋や、ツリーハウス、建ててみたいひとは沢山いますよね、、(笑)
国見山へ上る途中にあった最後の集落。
「この家も、この家も、この家も 誰も住んでいない。
あそこと、あの上は住んでるかな、、」
美しい棚田も、広く残るのは一番上だけ。
この風景をなくしたくない、とお米を作り続けている方たちがいます。
でも、嬉しいことに、週末は人口が増えるのだそうです。
この土地出身で都会へ出ていった世代が週末だけ帰ってきて、
家のお世話や畑などをするんだって。
持っている土地に小屋を建てている人もいました。
それくらいならできそう!と感じます。
これから先、集落がなくなることもあるかもしれないけれど、週末に通う人たちが
いれば、なんとかその時まで機能するような気がしました。
今、地方では、移住者大募集合戦をしていますが、
限りある人口の奪い合いをしているようなそんな思いを抱いていました。
「我が市町村は移住者○○人達成しました!!わーい!」
という記事をよく見ますが、
見かけはいいけれど中身はどうなんだろう。
先日ブログにも書いた畑の「ガルテン」似た文化が
地方の山間部にはすでにあるんだな、、
そこで生まれた人だけでなく、
近場に住む人が別荘的に利用したらいいんじゃないかな。
なんてそんなことを思いました。
今夜も妄想で夜がふけていく、、
ガルテンについてはこちら↓↓
森へ!①
今日は築上町の森へ。
すてきなフィールドがあるよ、とのことで見学に行ってきました。
今はまだ「とある場所」なのだというそこは、宝の山♪
圧倒されるほどの樫の木の薪。
ストーブからもくもく。
樫の薪の煙の香はちょっと違う。いい香り。
ストーブの上でお湯を沸かし、美味しい紅茶を入れてくださいました。
なんと美味しいこと!
「ここに来たら帰りたくないんだよね~」
の一言に激しく同意して、
テントを張って泊まりたいと思ってしまいました。
以前からやってみたかった、薪割。
ドイツ製の重いオノを扱うのに苦戦してしまって
「これは、、、ちょっと修行がいるね~」と。
とはいえ、修行の最後のほうには何度か
ぱこーん!!
と割れて気持ちのいい体験ができました。
割って、1年ほど乾燥させてやっと使えるようになる薪。
手をかけ、時間をかけて得ることができる火。
当たり前のようにある「火」のことを少し勉強したいなぁという気持ちになりました。
薪を燃やす時に出るCO2の話や、持続可能な環境の話をしながら
山の将来を考えずにはいられなくなって。
この辺りはほとんど人が来ない森。林道も通れる状態ではなく、
一人できれいにしたそうです。
落ち葉のじゅうたんがふかふかで寝転びたいくらい。
朽ちた木を手にすると、なんと、ファットウッド!
油分がたっぷりの天然着火剤。松の木です。
たき火好きにはたまらない素材なんですよ~
山の人たちが「しりくぼしい」というピカピカのどんぐりに
ニッケの木。
ドングリは いって栗のように頂きました。おいしい!!
ニッケはガジガジ噛んで香を楽しみます。
この木の皮がシナモンスティックで売ってあるんですねぇ!
なんだかすごい発見。
紅茶の中に入れればよかったなぁ、、と今になって残念に思います。
豊な森が目の前にあります。
知らないだけで、目の前にある。
ここであそびたいなぁ。
妄想が膨らみます。
薪割、火おこし、散策、おやつタイム。
森の散策。思い思いに過ごす時間を想像してにんまり。
さっそく考えよう!
②につづく。
手つくりファームにお邪魔しました。
とってもステキな
手つくりファームを見つけました。
ドライブ中に発見。なんだかコーヒーでも飲めそうな雰囲気だったので
行ってみることに。
唐津に住む友人に会いに行ったあと、足を延ばしたところにありました。
森の間にポコッと現れる可愛いfarmです。
作業をしていらしたので、
「すみませーーーん!見学させてください!」
と突撃。
得体のしれない私を、
とっても快く受け入れてくださって大感激。
鈴なりのレモンや、ビートというお芋、ハーブ類、下仁田ネギ、
あま~いにんじん。説明しながら袋に入れて、お土産にくださいました。
ここは、
「Tow day's farm」
週末の2日間だけ楽しむfarmだからそう名付けたそうです。
オーナーさんは福岡の市内にすむご夫婦。
糸島で6年、そのあとここへ来て10年。
たくさんあそびを知っていらして、楽しんでいらっしゃるのが伝わってくる!!
もともと竹藪だったこの土地を
ブルドーザーを入れて開墾。
そこから一つひとつ手つくりで、、とお話を聞いていると、
何だかできるような気がして大変(笑)
一つ一つなら無理せずできそうだなぁ、、
10年かけていいんだもんね!
開墾を始めた時の話、
小屋をたてはじめて、農業委員さんがみんなで見に来る話、
地元の方とのコミュニケーション
全てが勉強になりました。
オーナーさんが
「ドイツ発祥のガルテンって知ってる?
「ここはガルテンだよ」と。
ガルテン?
(バイキングの木花ガルテンなら知ってる、、)
◎ガルテン
【 滞在型市民農園のこと。ドイツでは貸借する農園で、貸借期間は30年。
小屋が併設されていて、ゆっくり滞在しながら農を楽しむことができる。】
なんと、200年の歴史があるガルテン。
農地の貸借制度なんだそう。
日本の農地は、明治になるまで「農地は集落のもの」という考え方だったそうで、
貸したり借りたり、買ったり売ったりできるものではなかったようですね~
ドイツでは、このガルテンが
緑地保全や子どもたちへの自然教育の場として大きな役割を担っているそうです。
農業や自然、環境問題などの学びが
普段の生活の中に自然に盛り込まれている環境は本当にすごい!
これが日本の学校なら
作文や
絵や
発表で
学んだ成果をどうにかして出すのだろうけど、
ガルテンなら家庭の中で自然と学ぶことができます。
学びの成果を目に見えた状態でアウトプットするわけではないけれど、
いつの間にか身についている。
そんなイメージを抱きました。
ドイツはエネルギー政策先進国。
みんなの関心が大きいから、なんだろうか。
日本の農業とはイメージが違うのかも。
子ども用農園
小屋の入り口
頂いたお土産❤
いちご狩り ~エースいちご株式会社~
いちご狩りモニターご参加ありがとうございました!
「観光農園開設を考えている、生の声をききたい」
の一言からスタートしたこの企画。
できるだけ
いちごが美味しいうちに(少しでも気温が低いうちに)
春休み中に(家族で来ることができる)
最大限楽しんでもらおう!と企画を練りました。
味の濃いいちごを思い切りほおばって
大満足!!
「あまーい!」
「おいしい!!」
「濃い!!」
とハウスの中に響くほど。
私も頂きましたが本当においしかったです。
今回参加してくださったのは、
いちご狩りベテランさんの方もいれば、初体験!という方もいらっしゃいました。
観光農園のために作られた設備ではなく、
出荷用に作られている畑でのいちご狩りなので、
いくつか注意事項を聞いてハウスの中へ。
「気持ちよくいちご狩りができるかな」とエースいちごさんは心配されていましたが、
逆に、どんな管理でどんな風に生産されているかを体験することができて、
参加の皆さんも喜ばれていました。
ちょうどビニールハウスを開けて室温を下げる瞬間に立ち会うことができて、
「こんな風に温度管理するんですね」と声が上がっていました。
ビニールハウスは自動で開いたり閉まったりするんですよ~!!
びっくり!!
参加の皆様には、いちご狩り前と後の2回のアンケートにお答えいただきました。
お話タイムでは、要望を含めた具体的な話をすることができ、
有意義な時間となったことが嬉しいです。
会の最後には社長から「いちごの話」。
いちごへの愛たっぷりのおはなしは心を打たれますね、、
(当初、「いちごの話」をするのに90分くれ!と言っていたらしい社長。
そ、それは長すぎる、、と10分にまとめてくださいました。
でも、90分のいちご講座も聞いてみたい気がする(笑))
●ご参加の皆様
●エースいちごの皆様
●みらいとあそぶ&エースいちご美穂様
ああーー!良い1日でした。
みらいとあそぶは、農業イベントの企画実施をしています。
これからも、
農作物を生産する人、消費する人の顔が見えるイベントを作ってまいります。
みらそぶファーム
「畑してみたい!」
の一言で、一気に準備が進み、スタートしたみらそぶファーム。
準備をしながら、「言葉にしてみる」って大切だなぁとしみじみ。
みらいとあそぶも
「いつか農場をしたいね。
作るから売るまで子どもたちと一緒にできる場があるといいね」
と言っていたこともあり、
決定から実施までがものすごいスピードでびっくりしています。
今日は、いまいちわからないまま進めた「畝づくり」
からの、種付けです。
今日は、じゃがいも(3種)、チンゲン菜、小松菜、にんじん、ごぼうを植えました。
プロから見ると間違いだらけの様で、ご指導を頂きながら、、(笑)
・そもそも、じゃがいもを植えるのが遅い
・ごろごろの土でつくかのぅ、、(根が張るかな?)
・まだ土が乾いてないのに耕すのが早かったね
・あーもったいない、じゃがいも半分に切ればよかったのに
やってもみないと分からないことばかりだな。
こうやって声をかけてもらう事はとてもラッキー!
ファームリーダーのやんびーが、くわの使い方と畝の作り方を教えてもらっています。
5月になれば、夏野菜を植える予定です。ぜひご参加下さいね!
みらいとあそぶが
「農業体験」や「自然体験」を軸にしているのは、それを経験する場が必要だと思っているから。食べることやあそぶことを通して経験することで、農業や自然、環境に関心をもつ人が増えたらいいな。楽しみながら経験でき、なおかつ交流できる場をつくりたいという想いからです。それが、子どもたちにとっても、私たち大人にとっても学びとなればもっとうれしい。農業とひと、自然とひと、地域とひと、つなぐ役割を担っていきたいと考えています。
さて、みらそぶファームはこんな場所にあります。
農業を続ける人が少なくなった、区画整備がされてない土地です。
農道も舗装されておらず、砂利道。
道が悪くなると、「道襦袢」をみんなでやるのです。
近隣の畑は、片手で数えられるほどの生産者さんが働いていらっしゃいます。
草が生えたままの土地がふえてきたなぁ。
ほとんど建物がなく、「北海道みたい!」です❤
農業もAI化が進んできています。
区画整備され、大規模な農業ができる土地は続けていける。
法人の新参入もよく聞きますね。(それはそれでいいこと!)
一方で山間部の農業は後継者不足もあり、かなり高齢化しています。
まだ今はぎりぎりの状態で生産してくださっていますが、あと10年もすれば
道の駅に並べる野菜が無い!なんてことも起きそう。
新鮮でおいしい野菜が食べられなくなるってやだな、、
そして、山の暮らしは知恵と技術がいっぱい。
合理化するばかりでなく、丁寧に楽しんで暮らすって、こんなに面白いんだ!
と驚きます。
ファームリーダーのやんびーは
「ハイジ的暮らし」と言っていますが、まさにそう。
そういった背景もお伝えしつつ、たのしみつつ、みらそぶファームはじめます~
今日のメンバー
最近のみらいとあそぶ
企画書並べて話し合い。産みだす作業は大変ですが楽しいですよ~
そろそろ、ごそごそと動きだす季節です。
来年度もよろしくお願いします~
最近、みらそぶーすはいつ開いてるのですか?と質問をいただきます。
月、火、水、金はほぼ稼働していますので
あそびにきてくださいね。
↓↓みらいとあそぶはこんな活動をしています↓↓