山の実りに暮らしを想う -野草を楽しむ会レポー
待ちに待った
「野草を楽しむ会」
2回目の参加です。
子どもたちも農場をかけまわり、山をのぼり、
宝探しのように目をキラキラさせて収穫しました。
うど、たらの芽、にんにくの芽。
こんな贅沢他では体験できません♡
野草って、皆さんが想像している通り、草です。
「山菜」と呼ばれる、わらびやたけのこだけではなく、
ただの草だと思っていたものも食べられる。
野草は、私たちが普段食べている野菜の原種です。
時代とともに、沢山収穫できるもの、おいしく食べられるものに改良されて
現代の野菜になったそうです。
昔、むかしの人たちは、この野草を食べていたんだなぁ。
なんて思いを馳せながら食べると、なんとも言えない気分に…
ゆきのした どこにでもあるこれがとってもおいしい!
←ゆきのしたを天ぷらに。
野草サラダに、野草クッキー
豪華な野草バイキング♡
野草つみを教えてくださったのは、
ひとくわ農場のトミさんイッキさんご夫婦とひとくわ果樹園のモグさん。
つくること、たべること、くらすこと
をとても大事にされていて
自然の恵みへの感謝がひしひしと伝わってきました。
ひとくわ農場には鶏もいます。
たまごを産むその瞬間をとにかくじっと待っているところ。
鶏のおしりが赤くなり、ポンッと産まれるとわぁっ!と歓声が上がります。
飼料の用の麦も無農薬で栽培されていて、この鶏も、たまごも
本当にこだわって育てていることが分かります。
食を中心に暮らしを大切にする。
参加されていた方が
「憧れる暮らしがここにはあるけれど、たまに来るから良いのか、
毎日だったらどうなんだろう・・・」
素朴な疑問をつぶやいていらっしゃいました。
そんな風に暮らしを顧みるきっかけをくれる、充実の時間でした。
この時間を子どもたちと共有できたことが幸せでした。
昨年は「のいちご」を洗ってないから汚い、と食べなかった息子。
今年はパクパク食べました。卵を産む鶏にかじりついて離れなかったり、
初めて参加するお友達にわらびの種類について語ったりする様子は頼もしささえ感じます。初参加の娘は、想像した通りなんでもへっちゃら。急斜面のタケノコ山をひょいと登る。タケノコを見つけるのも早い。力は弱いけれど、「私が掘る!!」の気持ちがなんて強いのだろう。
山は彼女の良さを引き出してくれます。
子どもたちは自分で考え、行動するのだなと再確認。
実は野草パーティの後、すっごく面白い場所に行ったのですが、
それは次回のブログで。