立秋ー夏を振り返ってみようかな
6月に植えた苗がすくすく育っています。
色づきまであと少し。日々 実の膨らんでいます。
8月は「予防」の時期(病気にならないように予防する、の意味)で、人手が多いお盆の時期に農薬をまきます。我が家もお盆は予防です~
田植え体験でお世話になった「ひとくわ農場」さんのお米は無農薬米。
農薬をまく代わりに何か作業があるのかなぁ、と尋ねてみましたが、何もしないのだそうです。
タニシくんがいい仕事をしてくれて、草取りもなし。
自然の力で除草出来るってすごいなぁ。
5月の連休明けから一気に動き出す、田んぼ、畑、用水路。
競っているかのごとく一気に田んぼに水が張られ、いのちを感じる活気に感動します。
6月は3週連続の農業イベントを行いました。
思い切りのいいパパ。子どもも自然と大胆に!
田んぼのそばでこそ感じられる活気を感じてほしい、
実りの収穫の面白さを体験できる場を作りたい。と思っていたからでした。
3回それぞれに、異なる方が参加してくださって、それぞれの感想が届きました。
解放されたように楽しむ子どもの姿に、
すがすがしさを感じてくださったようで、嬉しかったです。
3週に渡る、どろんこあそび、田植え、スイートコーンの収穫体験をやってみて気づいたことは、自由(=自分で考えて自分が好きなように)あそぶ姿は本当に楽しそうだったということ。
自由っていいな、自由ってなんだろう?と考えさせられました。
田植えはあそびでなく仕事。
初めは楽しかった作業も時間がたつと大変さを感じます。
誰も言わなかったけれど、
「えーまだ植えるの?終わらないのー?」という気持ちが態度に見え隠れし始めます。まだこれだけある(植えなければいけない範囲が目に見える)ことを目の当たりにし、(本当は疲れたけど)がんばろう・・と働く。
もうやらない!と気決め込むのもあり。途中、休憩するお友達をフォローしたり、「代わろうか?」と声をかけたり、本当の意味での「協力・協調・おたがいさま」などを学んでいます。どうせやるなら楽しんで!なんて言わなくても、替え歌を歌ったり、植えるスピードや美しさ、角度を競ったりしている様子は、子ども達の未来に何が起きても、楽しんで乗り越えていけるような確信を持ちました。
農業は段取りや準備、先を見通すなど、頭も身体も使います。
たぶん、おそらく、エキサイティングでクリエイティブで感動が詰まった仕事。(農業者さんに聞いてみたい)
スイートコーンを収穫して畑でそのままかじった感動は忘れられないだろうなぁ。
その場でコーンを蒸して食べる青空レストランは、そのおいしさに歓声があがっていて、
「来年も絶対来ます!」とたくさんの方から声をかけてもらいました。
彼女はもう、ミススイートコーン!!
農作業は楽しいだけではないけれど、実りの収穫は格別です。
段取り、準備、先を見通す。すべて自分のあたまで心で考える。
どろんこあそびで感じた「自由ってなんだろう?」という疑問のヒントになるような気がしました。
さて、秋も楽しい発信ができそうです♪
ブログもコツコツ書いていこうと思います。
はじめての農業体験 vol.2 ~なんだこれ!~
さて!
なんのお花でしょう?
正解はレタス。
レタスはいつも食べている身近な野菜なのに、お花は初めて見ました。
さて、今日もレタス畑のお掃除です!
成長しすぎたレタスたちと雑草の皆さんとの格闘。
黄色の紐を巻き上げて、アーチ状の鉄線を抜いて、3.40本ずつ結びます。
紐を巻き上げる時、鉄線を運ぶ時、雑草さんが私の邪魔ばっかりする!!
「くそう、草め…」(笑)
朝は曇っていた天気も、だんだん晴れてきて太陽が上がって来ます。
「今日は絶対焼けない!」と持参したマスクは、息がしにくく、
耳が痛くなる。どうしようか、取ろうか、と横を見ると、、
耳が痛くならず、苦しくないステキな顔カバー‼
女性農家さんのアイディア商品なんだそうですよ。
これで焼けない!
そうそう、ちなみに、手袋をして作業するので手も汚れません。
例えば、ネイルだって爪が長くなければ問題なく出来る。
(長いと作業しにくいのです~:実験済み)
汚れるもの、と思っていたので意外でした。
(作業によるかもしれませんが。)
お掃除したこの畑、次は何が植えられるのでしょうね❤
お隣のハウスのおじさまが、
「おかひじき」をわけてくださって、感激。
私、大好物です‼
(茹ででポン酢でムシャムシャたべます!)
そして、
帰りにスイートコーンの間引きの実をいただいて更に感激。
芯も柔らかいのでゆでてマヨネーズで頂きました。
生まれて初めて食べました。美味しい‼
子どもたちが取り合いのケンカして大変~
山の実りに暮らしを想う -野草を楽しむ会レポー
待ちに待った
「野草を楽しむ会」
2回目の参加です。
子どもたちも農場をかけまわり、山をのぼり、
宝探しのように目をキラキラさせて収穫しました。
うど、たらの芽、にんにくの芽。
こんな贅沢他では体験できません♡
野草って、皆さんが想像している通り、草です。
「山菜」と呼ばれる、わらびやたけのこだけではなく、
ただの草だと思っていたものも食べられる。
野草は、私たちが普段食べている野菜の原種です。
時代とともに、沢山収穫できるもの、おいしく食べられるものに改良されて
現代の野菜になったそうです。
昔、むかしの人たちは、この野草を食べていたんだなぁ。
なんて思いを馳せながら食べると、なんとも言えない気分に…
ゆきのした どこにでもあるこれがとってもおいしい!
←ゆきのしたを天ぷらに。
野草サラダに、野草クッキー
豪華な野草バイキング♡
野草つみを教えてくださったのは、
ひとくわ農場のトミさんイッキさんご夫婦とひとくわ果樹園のモグさん。
つくること、たべること、くらすこと
をとても大事にされていて
自然の恵みへの感謝がひしひしと伝わってきました。
ひとくわ農場には鶏もいます。
たまごを産むその瞬間をとにかくじっと待っているところ。
鶏のおしりが赤くなり、ポンッと産まれるとわぁっ!と歓声が上がります。
飼料の用の麦も無農薬で栽培されていて、この鶏も、たまごも
本当にこだわって育てていることが分かります。
食を中心に暮らしを大切にする。
参加されていた方が
「憧れる暮らしがここにはあるけれど、たまに来るから良いのか、
毎日だったらどうなんだろう・・・」
素朴な疑問をつぶやいていらっしゃいました。
そんな風に暮らしを顧みるきっかけをくれる、充実の時間でした。
この時間を子どもたちと共有できたことが幸せでした。
昨年は「のいちご」を洗ってないから汚い、と食べなかった息子。
今年はパクパク食べました。卵を産む鶏にかじりついて離れなかったり、
初めて参加するお友達にわらびの種類について語ったりする様子は頼もしささえ感じます。初参加の娘は、想像した通りなんでもへっちゃら。急斜面のタケノコ山をひょいと登る。タケノコを見つけるのも早い。力は弱いけれど、「私が掘る!!」の気持ちがなんて強いのだろう。
山は彼女の良さを引き出してくれます。
子どもたちは自分で考え、行動するのだなと再確認。
実は野草パーティの後、すっごく面白い場所に行ったのですが、
それは次回のブログで。
動き出す季節
田畑の広がるわが地域では、この季節麦が色づき、田んぼは早いところでは植わっているが、準備が一斉に行われている。
二十四節気の中に「啓蟄」という眠っていた虫が動き出すときという日があるが(3月ですかね)、今のこの時期は一気に農地が動き出す季節だと感じる。冬季でも作物を作って収穫している農家もあるので(うちも例外ではない)すべての田畑が冬の間眠っているわけではないのですが、トラクターで鋤かれ、畔の雑草が刈られ、溝がきれいになり脈々と流れる水を見ているこの季節が好きなのです。
夕日に揺れる麦
整えられていく田
成長していく稲
今年もいい米が収穫できますように
無事に育ちますように
大地と天にそう願いながら、丁寧に丁寧に作っています。
食べるということは、自然とつながっているということ。
今日の食卓にのぼった食材の一つ一つにストーリーがあるということ。
そういうことを、たまに感じながらゆっくりと口に運んでみてください。
そういう目で農地を眺めると、また違う景色が見えてくると思います。
食育とは、生を感じることだと思います。
バルンバルンの森へ
かわいいよ!たのしいよ!ワクワクするよ!
と以前から聞いていたキャンプ場。
ほんっとうにかわいらしかった!!
ついつい写真に収めたくなる…
決してSNS対策のかわいさではなく、
SNSが流行する前からこつこつキャンプ場を作ってこられたそうです。
15年になるとか。
ゆっくりお話を伺いたかったけれど、こちらの諸事情で叶わず。
少しだけ交わした会話の中にキーワードがいくつかありました。
「いちいち かわいい」
「敷地に入った瞬間、ワクワクする場所」
作りたいものをつくっていたら、こうなったのよ。
と言われたような気がしました。
伺ったのは4月の平日。
普通のキャンプ場ならシーズンオフの閑散期。
ここは、併設の食堂は満席で写真を撮る人や、
イベントの相談に来られている人でにぎわっています。
正面が亜細亜食堂さん。左側はクラブハウスになっています。
キャンプ場に食堂や雑貨屋さんがあるって、とても新鮮。
てっきりオーナーさんが経営されていると思っていたら、
いわゆるテナントさんが入っている。
??キャンプ場にテナント?
キャンプ場をキャンプ場として使わないのか・・。なるほど。
「キャンプ場」と聞くと、どんな人とも共通のイメージを持てるような気がします。
でも、それとは違うものがありました。
どこが違うんだろう。
・この空間をどう表現したいのか、がとても分かりやすかった。
・来てくれる人をもてなしたい、という気持ちがあふれていた。
・表現し続けることの大切さ。
・自分の手で作り込んでいく面白さを知っている。
・そして、何より人柄。
・素敵な人がいる所には素敵な人が集まってくる。
ランチ♡本格的なアジア料理をいただけます。
平日の山の中なのに、満席~
チームまこち(築上町キャンプ場の企画運営チーム)
での訪問だったのですが、気持ちよく受け入れてくださりありがたかったです。
いや~、、すました顔して上ってみたものの、怖い( ;∀;)
かわいいチェアがおいてありましたが、座れませんでした。
高いところがお好きな方はぜひー!
新緑の求菩提!!
ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?
天気が続いて暑いくらいです。
というわけで・・・朝の涼しい時間帯に、豊前市の求菩提キャンプ場付近を散策してきました!
空気が透き通って気持ち良いです!
見頃のしゃくなげが、あちらこちらにあります。
緑も赤もきれいですね!
ちょっと、蜘蛛の巣が大変なことになっていますが、不動明王が心を浄化してくれそうです。
しかし、本当の目的はこのキャンプ場ではなく、もう少し手前にある鯉のぼりです!
子どもたち大喜び!気持ちよさそうに泳いでいます!
期間限定のお楽しみですね
朝から新緑の癒しパワーで、リラックス!
最高☆
・・・と思っていると、きゃ~!なにこれー!!と、子どもたちの声
実際はもっと数多くのこの虫たちが、群がっていました。
帰って調べてみたら、ヨコヅナサシガメみたい。
違っていたら教えてくださーい!
求菩提キャンプ場には、河川プールもあります
そして!市街地からここに行くまでの道沿いには何軒かカフェが、そして民泊もあります。今度はそこも楽しみたいな~!
実りを感じる20分。
娘と20分のお散歩。
この時期は風が強いですね。
あごひも付きの帽子をかぶっていざ!
とぼとぼ歩いていくと、初めに見つけたのは
「ひっつきむし」の若いやつ。
これが枯れてくると、足にいーーっぱいついて困るんだよな。
(息子はひっつきむしを取ることを面倒くさがり、
いっぱいついたまま洗濯機にぽい!!でよく叱られますw)
隣の空き地は、お花畑♥
コスモスの仲間らしいです。
ぷんぷにの手に草花を載せると、何でこんなにかわいいのだろう。
その向かいには、うちの畑。
パセリの森。乾燥パセリを作ったら良さそう。
ニンニク&お豆。
お豆に関しては、「誰がこんなに食べるの?」と思うくらい大量に
植えてしまって、ジャングルぐるぐる・・・・・・
毎日、どんぶりいっぱいのスナップエンドウを食べています。
3年前に植えたサクランボ。たのしみだなぁ!!
「さて、おうちに入ろうか~」
なんてつぶやきながら、つつじの蜜を吸っていたら、
あ!!!!!!
なにこれー!
半分カラーのつつじ。
不思議だなぁ。
(※調べてみると、染色体変異のようです!!)
たった20分なのに、1時間くらいに感じるゆっくりとした時間。
農業体験の時も思ったけれど、
土や自然に触れていると時間が急にゆっくり進むのですよねぇ。
パソコンに向き合う20分なんてあっという間なのに!
何でだろう。
「豊か」って何をさすのでしょうね。